2024 ちょっと肺検 in 文の京

肺年齢測定は5年ぶりの開催

2024年は文京区と強力なタッグを組み、午前中は区が主催の医師によるCOPD講演会が行われ、午後のJ-BREATHのイベントと連携し、「肺と向き合う一日に」として広く参加を呼びかけました。イベントは肺年齢測定の体験を中心に、鍵盤ハーモニカ を使った音楽呼吸法の“演奏体験”のステージを初開催。これまでと趣向を変えた、新しいラング・ウォークの試みでした。

2024 ちょっと肺検in 文の京

肺年齢測定は5年ぶりの実施

2024年は文京区と強力なタッグを組み、午前中は区が主催の医師によるCOPD講演会が行われ、午後のJ-BREATHのイベントと連携し、「肺と向き合う一日に」として広く参加を呼びかけました。イベントは肺年齢測定の体験を中心に、鍵盤ハーモニカ を使った音楽呼吸法の“演奏体験”のステージを初開催。これまでと趣向を変えた、新しいラング・ウォークの試みでした。

肺年齢測定体験


コロナ禍で中断していた「肺年齢検査体験」を5年ぶりに再開。混雑を避けるため、事前申し込み制とし、時間ごとに人数を配分して行いました。体験者の皆さんは、実年齢との差に一喜一憂する光景がみられました。

FeNO測定体験


今回は呼気の中に含まれる一酸化窒素(NO エヌオー)の測定体験も初めて実施しました。一酸化窒素の濃度を測定することで、気道の炎症の有無、その状態を評価する検査で、気管支ぜんそくの評価などに使われます。

カーレット体験


NPOカーレットジャパン協会の指導協力を得て、会場に競技台を設置。氷上ならぬ「卓上」でできるカーリングを楽しみました。体力などに関わりなく誰でも気軽に参加できて、歓声が上がる楽しい体験となりました。

鍵盤ハーモニカの模範演奏&演奏体験会


ジャズサキソフォン奏者で作曲家の宮浦清さんが発案した「音楽呼吸法」の一つである「鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)音楽呼吸法」体験では、インストラクター9人による模範演奏の後、宮浦さん考案の楽譜が読めなくてもすぐに演奏できる「メロディグラフ」を見ながら、会場の参加者がケンハモの合奏を体験しました。宮浦さんが作・編曲した楽曲はどれも、小節の間に休符が挟み込まれていて、息を吸う時間が確保されているのが特徴。「音楽を楽しみながら呼吸力を高め、健康な生活を送ってゆく。呼吸器疾患の症状も少しずつ改善していくことにつながると思います」と宮浦さん。

鈴木楽器販売の協力でケンハモの貸し出し

宮浦さん考案の「メロディグラフ」で合奏

まとめ動画


イベントの詳細は、会報紙「J-BREATH」でもお読みいただけます。
 
会報紙「J-Breath」135号(2024年12月号)

お問い合せ

NPO法人日本呼吸器障害者情報センター(J-BREATH)までご連絡ください。
受付時間:月〜金曜 10:00〜17:00 

学術集会などで出張の際は留守電になります。